農薬のイメージってどんなでしょう?
わたしたちの口にする食べ物に付いていたら、やっぱり危ないイメージがありますよね。
先日、農薬に関する勉強会に参加してきました。
農業関連の勉強会は初参加だったので、ドキドキしながら参加。
女性のみの勉強会だったので、女性目線のお話もあり、とても参考になる勉強会でした。
参加してみて感じたことは、
医薬品と農薬って似ていることが多いなぁということ。
その1つは、農薬が登録されるまでには、いろいろな試験と承認が必要であることです。
医薬品も実際に使えるようになるまでに、毒性がないか、重大な副作用がないか、発がん性がないかなど、さまざまなチェックが必要になります。
農薬も同じですね。
あやまって飲んでしまった場合、消費者が長年にわたって摂取した場合に大丈夫であるか。
また、農薬の場合は、周辺の水や土壌など環境への影響も調べないといけません。
さらに、1種類の農薬をいろんな種類の野菜に使うこともあるので、それも考慮して評価されるようです。
なかなか厳しい過程を経て、農薬が登録されるので、少なくとも3年はかかります。
すごいですね。
そして、登録された農薬も、それぞれ使用していい作物、使用していい量、回数、時期が決まっています。
そのため、しっかり守って使えば、わたしたちが野菜を口にするときに残っている農薬の量は、健康に害を及ぼすような量ではありません。
気になるなら、調理前に水でしっかり洗う、皮をむく、火を通すなどすれば十分です。
農薬も使い方次第。
これは医薬品と同じ。
あとは、どの作物にどんな虫がつきやすいか、どんな病気になりやすいか、どの種類の農薬がどの虫や病気に効くのか、どの組み合わせで農薬を使うのがいいのか・・・など、学ぶことはたくさんあるなぁと実感した勉強会でした。
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